新ユニフォームのお披露目から2週間。激しい批判にさらされてきたポーランドサッカー協会(PZPN)が22日、ついに白旗を揚げた。
新ユニ記事でもお伝えした通り、ポーランドのNike 2012-13モデルの国内での評価は芳しくなかった。その原因はユニフォーム本体ではなく、左胸の協会ロゴにある。
EURO2012に向けて今年リニューアルされたロゴだったが、前の歴史を感じさせる鷲のロゴに比べてモダンなデザインになったこともあってか評判が悪く、「皮をむいたジャガイモ」など散々な言われようだった。そして今回、地元開催のEUROに向けた新ユニフォームの発表を機に、これが“炎上”してしまったのだ。
「この方がマシだ!」とまさかのコラ画像が作られメディアで取り上げられるなど、批判キャンペーンは勢いを増すばかり。結局、協会内部で議論を重ねた結果、ユニフォームのロゴを元のものに戻すことを決断した。
1970年代から80年代にかけて活躍した、ポーランドの伝説的プレイヤー、グジェゴシ・ラトーPZPN会長は語る。
新しいロゴのために多くの時間を費やしてきたことを考えると残念な結果となってしまったが、すばやくミスを認めたPZPNの姿勢を評価する声も少なくない。今回の一件で国内が一致団結し、本番での成功を手にすることができるだろうか。
※ 12月に発表された新デザインはこちら
(筆:Qoly編集部 O)
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