アーセナルはホーム、エミレーツ・スタジアムにマルセイユを迎えてのUEFAチャンピオンズリーグ第5節に2-0で勝利した。

そんななか、着用するユニフォームを巡って一悶着あったようだ。

アーセナルは着用するユニフォームの袖の長さ(半袖or長袖)をキャプテンが試合日に決めるそうで、それに全選手が従うという伝統があるそう。この日はキャプテンマークを巻いたDFペア・メルテザッカー以下選手たちは長袖を着用したのだが、MFマテュー・フラミニはひとりだけ袖をぶった切って半袖にしてしまっていた。

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フラミニは今月10日に行われたマンチェスター・ユナイテッド戦でも同様のことをしていたようで、この試合後にはユニフォーム担当者(キットマン)とやり合いがあったそう。 現在、キットマンとしてユニフォームを管理しているのはアーセナルの女子チームの監督を務めたこともある ヴィック・エイカーズ(67歳)。

『Daily Star』によれば、アーセナル関係者がこう明かしたという。
「ヴィックとマテューは試合終わりに口論となった。全ての選手が同じ(袖の長さの)ユニフォームを着ることは伝統だ。彼が袖を切ってしまうことよりもなぜ袖をまくり上げることができないのかは我々のほとんどが理解できない」

また、この日は第1次世界大戦の戦没者を追悼する「Remembrance Day」にちなむ赤いポピーがユニフォームに付けられいて、そのこともエイカーズ氏の怒りを買う一因にもなったと報じられている。

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そういう経緯がありながらマルセイユ戦でもまた同じ行為に及んだので、今度はヴェンゲル監督から注意を受けたようだ。『Independent』によれば、ヴェンゲルは「私はそれが好きじゃないし、彼は二度とやらないだろう。クラブの伝統だし、私は驚いた。我々としてはやって欲しくない」と述べたという。

一方のフラミニは「トップレベルで(の戦いにおいて)10年間そうやってプレーしてきた。半袖を着るのが好きなんだ」と話しているとか。ちなみに、uefa.comによるとこの日の気温は7度だった。プレミアリーグにはフラミニ以外にも好んで半袖のユニフォームを着ている選手もいるが、やはりクラブの伝統は尊重されるべきだろうか・・・

ちなみに、腕まくり派のジルーはこんな感じだった

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