1月12日、オマーントリビューンは「イランU-22代表監督を務めているアファザリ・フーマン氏が、大会のスケジュールに苦言を呈した」と報じた。

11日から開幕したAFC U-22選手権は16カ国が参加して行われ、特にグループリーグは中一日で三試合を戦う強行日程となっている。

フーマン監督は大会の方式に苦言を呈したほか、開催時期が東地区に合わせられており、リーグを行っている最中のクラブからは17選手の招集を断られたという。

オマーントリビューン

アファザリ・フーマン イランU-22監督

「これでは選手のコンディションが回復しない。試合の間を一日しか置かない状態は適切ではないよ。回復しなければ、もちろん怪我を負う可能性は増加する。負傷しやすい状況に追い込んでいるのだ。

休息期間は、最低2日は必要だ。

もちろん、私も多くのお金が動いていることは理解している。経費がかかるのはね。しかし、何より優先しなくてはならないのは、選手の健康だと思う。

AFCは彼らの計画を再考する必要がある。

この大会に参加する選手は若い。彼らに何かあった場合、第一にクラブの不利益となり、第二に選手自身のキャリアのスタートを邪魔してしまう。

我々はそれをケアしなければならない。そんな状況は、大会に臨むに当たって適切なものではないよ。ヨーロッパや南米のように、トップの数チームだけが競争するような大会方式を計画すべきだと思う。

そして、アジアのカレンダーは今、東地区のためには非常によく組織されている反面、西地区にとっては悪いものになっている。西地区はヨーロッパと同じカレンダーで動いているが、東地区は違うスケジュールで動いているからだ。

クラブは選手たちに数百万ドルを払っている立場だ。彼らはリーグ戦でタイトルを取りたいわけだし、FIFAの指定するAマッチデー以外に選手を派遣する義務はない。我々にはどうにも出来ないよ。私は、文字通り『Bチーム』を率いてここに来たんだ」

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