この経験を振り返り、今田さんは言う。

「信じられない日でした!今までテレビの中の人だったテリーに会えただけでも感激なのに、まさかこんなことになるなんて!!

会う前から世界最高のレジェンドだと思っていましたし、人物像についてもこれ以上ないほど偉大なイメージを膨らませていましたが、本物はそれ以上でした。

もう、言葉になりません。手紙に書いた通り、この人を一生応援し続けます!」

テリーと言えば、一時のゴシップ騒動以来、メディアからまるで悪役のように扱われている印象が強い。その影響は大きく、一般の人までも粗探しばかりして、良い行いについてはほとんど見られなくなってしまった。

しかし、埋れた部分にこそ真の人柄は隠れており、 それらを知ればスーパースターの集まるチェルシーで10年にも渡って主将を務めている理由がよく分かる。

今回の件を通じて、日本にもこんなに熱意ある若きサポーターがいることを知ると同時に、テリーの人としての偉大を改めて確認させられた。世間にネガティブな風潮が存在し続けようと、この闘将が今なお熱烈なファンを引き付けるのも何ら不思議なことではない。

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