アーセナルのゲームメーカーであるメスト・エジルがアーセン・ヴェンゲル監督に対し、マリオ・ゲッツェ獲得を薦めていると報じられている。
『Football Direct News』によると、今年のW杯でも活躍が期待される世界的なドイツ代表の司令塔は、代表の同僚であるゲッツェを、昨年バイエルンへ加入したばかりにも関わらず獲得するようヴェンゲル監督に要求しているという。
今季のリーグ戦、残り1節を残した段階で27試合に出場し、2年連続二桁得点となる10ゴールを記録しているゲッツェ。ただ、リーグ史上2番目と言われる3700万ユーロ(約48億円)の移籍金は、絶対的な主力ではない現状に疑問の目を向ける余地を残している。そこでエジルは、ゲッツェをレギュラーで使わなかったジョゼップ・グアルディオラ監督が彼を移籍させるかどうか、ヴェンゲル監督に確認するよう嘆願しているとのことだ。
アーセナルのドイツ人選手と言えばエジルに加え、ルーカス・ポドルスキ、ペア・メルテザッカー、セルジュ・ニャブリ、ゲディオン・ゼラレムなどがトップチームに所属しており、昨年からシャルケのユルゲン・ドラクスラーを狙っていると伝えられている。