夢の祭典が近づくにつれ毎回焦点が当たってしまうのは、悲しいことに負傷者の数であろう。

先日も強化試合でカメルーン代表FWピエール・ウェボが肩を負傷し本大会への出場が危ぶまれる結果となり、クロアチア代表MFニコ・クラニチャールもこのタイミングで本大会の欠場が決定した。

そんな相次ぐ負傷者リストに、オランダ代表MFラファエル・ファン・デル・ファールトの名も加わることになるかもしれないと、オランダ『De Telegraaf』が伝えている。

オランダ代表史上歴大3位となる109キャップを誇るファン・デル・ファールトは、ルイス・ファン・ハール監督が招集した30名の代表メンバーに名を連ねていたが、ふくらはぎの痛みを再発。本大会を欠場する可能性があるそうだ。

記事によれば、ファン・デル・ファールトはポルトガルでの合宿で個別トレーニングを行い、今週土曜日に予定されているガーナ代表とのテストマッチに向けて現在調整中。しかし、体調を崩していたこともあり、順調には進んでいないようだ。

ケヴィン・ストロートマンの欠場がすでに決定しているオランダ代表。中盤のオーガナイザーを欠くオランダ代表にとって、ファン・デル・ファールトの欠場が決まれば、さらなる痛手となるだろう。

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