Q3. ウィークポイントは?
カウンターに迫力がないこと。中盤でのボール奪取を一つの形にしているが、チームにスピードはなく、カウンターを恐れる必要はない、
また、最終ラインのパパスタソプロスやGKのカルネジスはプレッシング耐性がなく、安全第一で逃げることが多い。両サイドバックのホレバスとトロシディスは元々攻撃的な選手であるためこのスペースも狙ってみる価値はある。
局面を変える選手にフェトファツィディスやコネらがいるが、決定力ある選手が決定的に欠けている。
Q4. ぶっちゃけ強いの?
ギリシャは弱くない。しかし、強くもない。
日本との比較で言えばほぼ互角かやや格上だが、あくまで受け手からスタートするため苦手意識を持つ必要はない。必要以上のリスペクトは不要だ。
Q5. ニッポンよ、こう戦え!
中盤でボールを回し、出入りの動きを繰り返しながら相手の隙を狙う。日本代表が本来目指すサッカーが実現できれば、攻略はさほど難しくないと考える。
そのため、遠藤の先発起用に期待したい。コートジボワールやコロンビア相手に遠藤をする起用のはリスクがあるが、分厚いギリシャの壁を崩すには彼の戦術眼が必要であろう。直前の強化試合やコロンビア戦では、アンカーにカツラニスを置き、コネをCHに起用してきた。中盤でより積極的にボールを奪いたいという意思の表れに見えた。
ギリシャも初戦を落としているため、前に出てくる可能性は高い。セットプレーにさえ注意すれば、日本にチャンスが訪れるのは時間の問題である。ギリシャには勝てます。
※担当者による長編分析記事、【W杯全チーム紹介】Qoly編集部が見たギリシャ代表(グループC)はこちらから!