6月26日、『Estadio Deportivo』は「リーガ・エスパニョーラのセビージャは、フランス代表MFマテュー・ヴァルブエナの獲得が現実的なものになりつつある」と報じた。
フランス代表の中核として活躍しているマテュー・ヴァルブエナに対しては、インテルやナポリ、フィオレンティーナ、バレンシアなど多くのクラブが興味を持っており、今夏の移籍市場で注目を集める存在となっている。
彼は2017年までマルセイユとの契約を残しているため、移籍金が高騰するものと考えられていた。しかしマルセイユは今夏フランスの税制の変化、経済的状況の悪化、さらにロマン・アレッサンドリーニとミッチー・バツフアイーの獲得が決定したことにより、既存の選手を速やかに売却する必要に駆られている。
そのため、以前は1000万ユーロ(およそ14億円)と考えられていた評価額が、正式なオファーが来ない間に減額されており、セビージャが用意している500万ユーロ(およそ7億円)に近づいてきている。
ヴァルブエナはワールドカップに出場しているため、大会が終わるまで、あるいはフランスが敗退するまでは動きがないと考えられているものの、それまでに高値のオファーが競合しない場合、資金的なバックボーンで劣るセビージャにもチャンスがめぐってくる可能性があるとのことだ。
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