GKティム・ハワードの驚異的なセーブで注目を集めたW杯決勝トーナメント1回戦ベルギー対アメリカの試合では、さらに桁外れな数字が記録されたようだ。
その数字を叩き出した選手が、こちら。
The eyes of
#USMNT midfielder Michael Bradley show intense focus. pic.twitter.com/sNi8y0AGPf
— U.S. Soccer (@ussoccer)
2014, 7月 1
現在トロントに所属し、前アメリカ代表監督ボブ・ブラッドリーを父に持つマイケル・ブラッドリーである。
ブラッドリーといえば無尽蔵のスタミナで中盤にダイナミズムをもたらす選手として知られている。先日Qolyでは、グループステージでの走行距離ランキングをご紹介したが、その中で見事首位に立ったのもこのブラッドリーであった。
そんなブラッドリーが、延長戦を含む120分間に渡るベルギーとの死闘でもやはり走りまくっていた!FIFA公式サイトからそのデータをご紹介しよう。
向かって右側のデータがブラッドリーのものである。
なんと、ブラッドリーはこの試合で16690m(16.69km)を走ったというのだ。プレーエリアはピッチの縦横万遍なく、それでありながらチーム最多となる87本のパスを成功させているのはまさに驚異としか言えない。
ちなみにベルギーで最も走行距離が長かったのはマルアヌ・フェライニで16268m(16.28km)。それでも成功させたパスの数はブラッドリーの半分にも満たない。
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