サウサンプトンのMF、モルガン・シュナイデルリンはビッグクラブへのステップアップを望んでいるようだ。

『Daily Star』によれば、フランス代表メンバーとしてワールドカップを戦っていたシュナイデルリンだが、既にチームメイトに対してサウサンプトンへ戻る意思がないことを伝えているという。昨季サウサンプトンの躍進に大きく貢献したシュナイデルリンにはアーセナルとトッテナムの両クラブが注目していると報じられており、2000万ポンド(およそ35億円)のオファーが送られているという。

サウサンプトンは今夏多くの選手を既に放出している。FWリッキー・ランバードとMFアダム・ララーナはリヴァプールへ、そしてルーク・ショウはマンチェスター・ユナイテッドへと移籍した。指揮官のマウリシオ・ポチェッティーノはトッテナムの監督となり、DFのデヤン・ロヴレンにも移籍の噂がある。シュナイデルリンは彼らに続くことを期待しているようであり、ワールドカップが終わった今、去就について考えるつもりのようだ。

なお、シュナイデルリンに強く関心を寄せているのはアーセナルの方だろう。昨季から何度も移籍の噂が報じられており、中盤のアンカーを務める人材としてリストアップされているのは間違いない。上述のように他クラブの”草刈り場”状態となっているサウサンプトンだが、選手に”売り時”があるのは間違いない。ビッグオファーに抗うのは難しく非常に悩ましいオフシーズンとなっているに違いない。

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