Qolyではこれまで、バニシング・スプレーに関する様々な情報をお届けしてきた。

バニシングスプレーはW杯でその効力を示し、多くの欧州リーグがその導入に前向きであると伝えられている。たとえばイタリアでは今週金曜日に話し合いが持たれる予定であり、UEFAチャンピオンズリーグでは新シーズンからの使用が決定していると伝えられている。また、スペインでも導入が検討されておりバニシング・スプレーの開発者は今回の普及により一気に億万長者になったという美談も過去にはあった。

連日メディアを賑わせるそんな“消える泡"だが、プレミアリーグでは新シーズンの導入を見送ることになるという。

バニシング・スプレーの導入については、プレミアリーグも前向きな姿勢を示している。しかし、同リーグの審判委員長マイク・ライリー氏は、バニシング・スプレーがプレミアリーグのようなトップファイトの舞台に適するのかについてのレポートを求めている段階にあり、早くても導入は来シーズン(2015-16シーズン)以降になりそうだという。

プレミアリーグでは2013-14シーズンから、ゴールラインテクノロジーが導入されている。もしバニシング・スプレーが使用されるとなると、レフェリングに関する新たな施策が相次いで導入されることになり、今後の動向に注目が集まっている。

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