サウサンプトンのクロアチア代表DF、デヤン・ロヴレンは未だブレンダン・ロジャーズ監督のターゲットのままである。2013-14シーズンの大成功で選手の多くが他クラブから狙われているサウサンプトンはロヴレンの放出を拒んでいるが、選手本人はリヴァプール行きを強く望んでいるため、サウサンプトンの補強の進行次第では移籍が実現の余地があるだろう。
QPRのロイク・レミ、そしてスウォンジー・シティのベン・デイヴィスも獲得候補だ。レミについては800万ポンド(およそ13億円)のバイアウト条項がQPRとの契約に存在しているため、条項を行使するか否かの状況にある。ロイスを狙っていることを考えると、他の選手の動向を見ながら・・・という事になりそうだ。ベン・デイヴィスは左サイドであればDFもMFもこなす選手。2013-14シーズン、リヴァプールはホセ・エンリケが負傷した為、左サイドバックに本来は右サイドバックのジョン・フラナガンを起用して凌いだ。フラナガンは及第点以上の活躍を見せたが、本職の左サイドバックが欲しいのは言うまでもないだろう。
その他、スウォンジーのFWウィルフリード・ボニー、セビージャのアルベルト・モレノ、そしてマンチェスター・シティのマイカー・リチャーズも獲得候補として報じられている。新加入選手が増えるということはチームをまとめるのも難しくなるが、そこはブレンダン・ロジャーズ監督の手腕の見せ所である。
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