9月5日、『Ghanasoccernet』は「ガーナサッカー連盟のドクターは、試合を観戦しに訪れるサポーターに対して握手を避けるように勧告した」と報じた。
現在西アフリカではエボラ出血熱が猛威をふるっていることが報じられているが、さらにガーナではコレラも大流行しており、感染症の拡大が大きな問題となっている。
クマシで行われる6日のウガンダ戦にももちろん多くの観客が集まることが予想されているが、その分人の接触が多く発生するため、感染の危険も増加する。
ガーナサッカー連盟でスタジアムクリニックを担当しているクァク・ボアテンク氏は、感染症の脅威を「本物だ」と評するとともに、観戦に訪れるファンに対し他人と握手することをできるだけ避けること、そしてスタジアムを出る際には消毒剤で徹底的に手を洗浄するようにと通告。各々で予防策を講じるよう要請した。
また、ガーナ国民体育局もスタジアムで停電が起こる(アフリカでは電力が不安定であるため、停電は比較的頻繁にある)ことを懸念し、電力会社と協議のうえ無停電電源の確保に努めているという。
なお、先日報じたコートジボワールの件については、政府がシエラレオネ代表の入国を許可したため試合が行われることになった。