この夏マンチェスター・ユナイテッドに加入したダレイ・ブリント。

ブラジルW杯ではルイス・ファン・ハール監督の下、左サイドのウイングバックとしてプレーしそのセンスを存分に発揮したキャリアアップを実現させたが、意外にも挑戦してみたいポジションはディフェンスではないようだ。彼をよく知る人物が指摘している。

アヤックス時代にダレイ・ブリントの指導経験があるフランク・デ・ブールである。

現役時代、得意の左足で展開力あるディフェンダーとして名を馳せたデ・ブール兄弟の兄も、アヤックスの指揮官として4年目を迎える。デ・ブール体制でもブリントはディフェンダーとして起用されていたが、昨シーズンの途中からは中盤で起用されこれが功を奏していた。

フランク・デ・ブールは、この夏移籍した愛弟子についてこんなことを話している。

フランク・デ・ブール(アヤックス監督)

「ダレイ・ブリントはサイドバックとして(デ・ブール体制でプレーを?)スタートさせた。しかし、今ではゲームをコントロールする中盤でのプレーを好んでいるのだと私は考えている。

彼はユナイテッドで(プレーする)2, 3の選択肢を持っている。ウイングバックとして、そしてセントラルミッドフィルダーの左だ。

ダレイにとって、これは素晴らしい移籍である。彼は10歳の頃からアヤックスでプレーしており、きっとユナイテッドでクオリティを発揮することができるさ。

彼はまず、リーグ戦でのリズムを掴まなければならない。しかし、彼は本当に頭の回転が速い選手なんだ。今日ではとても重要な要素である」

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