10月19日、イタリア・セリエAのキエーヴォ・ヴェローナは「エウジェニオ・コリーニ監督を解任し、ロランド・マラン氏と2年の契約を結んだ」と公式発表した。今季のイタリア・セリエAでは初の監督交代となる。

エウジェニオ・コリーニ氏はかつてキエーヴォやパレルモ、トリノなどでプレーした名レジスタとして知られ、晩年までセリエA屈指の選手として活躍してきた。2009年に引退後指導者となり、2012年に古巣キエーヴォの監督に就任した。

2012-13シーズンにセリエA残留に成功したものの、一度クラブを離れ、2013年11月にジュゼッペ・サンニーノ氏の解任に従って復帰。これまで2度の残留を果たしてきたものの、今季は7試合を戦った時点で1勝1分け5敗と低迷しており、18位と降格圏に沈んでいた。

なお、後任となったロランド・マラン氏は1963年生まれの51歳。現役時代は1986年から1995年まで長くキエーヴォに所属し、280試合に出場したディフェンダーであった。指導者としてはトリエスティーナ、ヴィツェンツァ、ヴァレーゼ、カターニアなどを率いてきたことで知られている。

なお公式の記者会見については21日の現地時間12:00から行われることが発表されている。

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