総じて考えれば、基本的には「選べるだけの選手は選んだ」という内容である。キャンプに多くの時間を割いていることも含めて、日本との対戦に向けた本気度は高い。もちろん自国開催のアジアカップを控えているのだから当然であるが……。

唯一減点があるとすれば、ミリガンとアントニスの2名が離脱したにもかかわらず、追加招集が オリヴァー・ボザニッチの1人だけであったことだろうか。

【この選手に注目せよ!】

マシュー・レッキー

今後のオーストラリア代表を引っ張っていくであろう才能豊かなウイング。活躍の場はまだドイツ2部に留まっているものの、圧倒的なスピードでサイドを切り裂いていくドリブルはワールドクラス。このチームにおいては、継続的に試合に出場できるタフさも含めてティム・ケイヒルと同じほど重要な存在である。アデレード・ユナイテッド時代にはAFCチャンピオンズリーグで来日している。

キリンチャレンジカップ2014、日本対オーストラリアの試合は18日(火)午後7時20分よりヤンマースタジアム長居でキックオフ。全国フジテレビ系列で生中継予定。

【厳選Qoly】日本代表の2024年が終了…複数回招集されながら「出場ゼロ」だった5名

大谷翔平より稼ぐ5人のサッカー選手