11月20日、『Inside Futbol』は「インテルの前名誉会長であるマッシモ・モラッティ氏は、スポンサーであるピレリの2015年度カレンダー発表イベントに出席し、監督の交代について語った」と報じた。
先日インテルはヴァルテル・マッツァーリ前監督を解任し、ロベルト・マンチーニ氏を再び指揮官として迎えることを決定。エリック・トヒル会長から相談を受けていたとされるマッシモ・モラッティ氏は、「マッツァーリはいい監督だったが、短気だった」と話した。
マッシモ・モラッティ インテル前名誉会長
「私は、あれほどまでに街の人々から嫌われた監督は見たことがない。マッツァーリはいい男だった。しかし、彼の個性が助けにならなかった。彼は最後まで短気であり、誰の言うことも聞かなかった。
彼は、仕事を継続することが可能でない状況を作っていた。スタジアムでは口笛を吹かれ、順位表の位置も望ましいものではなかった。不運にも、心が重くても、いくつかの決定を下さなければならない。
マッツァーリは良い監督だ。彼はキャリア全体でそれを示してきた。不運にも――彼は最近アンラッキーだった。いくつかの結果は違ったものになっていたかもしれなかった。しかし、それがフットボールというものだ。
この複雑で重大な時に、チームを引き継ぐことが出来るのは2人だけだと考えていた。それはマンチーニとレオナルドだ。
二人ともいい監督だ。そしてインテルの事を知っている。環境を知らない誰かを選ぶことは危険だった。そして、トヒル会長はうまくやったと思う。
ロベルトは偉大な監督だ。彼はインテルでも、他の監督時代にもそれを見せてきた。彼ほどインテルで勝利を重ねた監督はほとんどいない。
ファンが信頼できる人を必要としていた。うまくいけば、彼は第二の挑戦でも以前のように結果を残せるだろう」
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