12月22日、『Tuttosport』や『fantagazzetta』は「ウディネーゼに所属している元イタリア代表FWアントニオ・ディ・ナターレは、ウディネーゼにキャリアを捧げたことに満足していると話した」と報じた。
アントニオ・ディ・ナターレは今年37歳。エンポリで活躍した後2004年にウディネーゼに加入し、その後10年以上に渡って所属。同クラブのために400試合以上に出場し、217ゴールを決めてきた。
彼にはこれまでナポリなど多くのクラブから誘いがあったと言われており、今年は特にマルチェロ・リッピ率いる広州恒大が3倍の給与のオファーを送ってきたと報じられたが、それらをすべて断ってきた。
アントニオ・ディ・ナターレ
「(代表チームでは?)
僕は50以上の試合に出場し、11ゴールを決めたが、自分の自然なポジションでは起用されなかった。違う役割でプレーしていたけれども、アッズーリには多くのいい選手がいるから、冷静でいなければいけないよ。でも、自分の成し遂げたことには満足している。ユヴェントス、ローマ、ミランの選手がいて、そこにウディネーゼから行くわけだからね。
起用法によってはもっと多くの成果を得られたとは思うけども、代表チームに僕を連れて行ってくれた全てのコーチに感謝をしなければならない。
(長い間ウディネーゼに残った)
これはライフスタイルとしての選択なんだ。ここには僕の家があり、ここで自分のキャリアを終える。ポッツォ・ファミリー(会長)とは偉大な関係を持っているんだ。
ウディネは静かな町だし、素晴らしい場所だ。ローマは少し無秩序だからね。ナポリ(生まれ故郷)と同じく。
ナポリは私の町ではあるが、しかしナポリ人がナポリでプレーするのはいつも難しいんだ、僕はウディネーゼが負けたら2日間眠れないような男だ。ナポリで起こっていることには興味がない。
(ユヴェントスからオファーもあった)
それは名誉なことだったが、ウディネーゼを離れたくなかったし、その選択に満足している。
(監督になる?)
それはとても難しいことだ。成功するとは思わないね。最高なのは、子供たちにサッカーを教えていくことだよ」