5. 絶対的エース、ジョナタン・ソリアーノ
そして、そんなザルツブルクにも絶対的エースが存在している。バルセロナBから移籍してきたFWジョナタン・ソリアーノである。
Soriano the sharpshooter continues his
#UEL domination. pic.twitter.com/eJuo2xaJHR
— UEFA Europa League (@EuropaLeague)
2014, 11月 6
ジョナタン・ソリアーノは1985年9月24日生まれの29歳。エスパニョールのユース出身でありながらバルセロナBでも活躍した選手で、日本で『バルサTV』が放映されていた際にも度々紹介されたストライカーだ。
バルセロナBで得点を量産したジョナタン・ソリアーノだが、トップチームに昇格することはなく、2011年にザルツブルクへと加入。ディフェンスラインの裏に抜け点で合わせる能力があるストライカーだが、オーストリアでは何でもできる万能タイプに進化した印象もある。
そんなジョナタン・ソリアーノがこのクラブにおいてどれほど重要であるかは、彼が記録してきた得点数を見れば一目瞭然である。
こちらがその得点記録表である。昨年の12月30日現在であるが、ザルツブルク在籍3シーズン半の126試合で112得点をたたき出している。これは、あのリオネル。メッシやクリスティアーノ・ロナウドとも遜色ない数字だ。
注目すべきは2012-13シーズンの総ゴール数。1シーズンで48得点をあげている。このシーズン、ジョナタン・ソリアーノはチームがベスト16で敗退していながらも得点王に輝いており、今シーズンも5得点をあげ2位につけている。
南野が新チームでどのような役割を期待されているかは分からないが、おそらくこれほどの実績があるジョナタン・ソリアーノと勝負することはないだろう。チームはこの冬、ドルトムントへとMFケヴィン・カンプルを手放している。どうやら2列目での起用が見込まれそうだ。
【厳選Qoly】日本代表の2024年が終了…複数回招集されながら「出場ゼロ」だった5名