「(セリエAについて)
シーズンのスタート時には、ローマとユヴェントスがスクデットを争うと予想された。そこにナポリが絡むことを期待しつつね。
未知なのはインテルだった。ユヴェントスは彼らの能力を維持している。コンテが離れたときには多くの問題があると思ったけどね。
アッレグリはおそらくコンテと同じ方法で指導するコーチではないだろうが、彼はユヴェントスのレベルを下げないようにするための品質を持っている。
ローマは、残念ながら試合における組織という点で限界があることを示したね。良いテクニックを持っているという点で基盤はあるのだが、素晴らしいリズムは持っていない。
個々の能力は別として、彼らはトッティのような選手のパフォーマンスに依存しすぎているよ。彼はもう38歳だというのにね。
ディフェンスの組織は不安定だ。サッカーのグループというものは、個人をあてにするのではなく、組織が高まる必要がある。
ナポリについていえば、彼らはチャンピオンズリーグから外れたことでツケを払ったね。ローマとナポリは、ユヴェントスと肩を並べるような勝利に慣れていない。
我々とカペッロのミランは勝利に慣れているイタリアの選手を基盤にした。それは秘密だったけどね」