2月19日、『Sportmediaset』は「ローマのスペイン広場など歴史的建造物がフェイエノールトのサポーターによって荒らされている」と報じた。
ASローマは19日にヨーロッパリーグの決勝トーナメント1回戦ファーストレグを戦い、ホームでフェイエノールトを相手に1-1と引き分けた。
しかしその裏で、街では大きな騒ぎが発生していた。遠征してきたフェイエノールトのサポーターがローマの歴史的な建造物の周囲で暴れ、警察と衝突した。
オードリー・ヘップバーンの映画『ローマの休日』で有名なスペイン広場はフラッグやボトル、その他のゴミが散乱する事態となり、継続的に続いた暴動によって23~33名が逮捕されたという。
#Barcaccia @J_Dijsselbloem Please recover your civilized compatriots pic.twitter.com/K8CZUnOlbh
— francesco petrucci (@Franc_Petrucci) 2015, 2月 19
Feyenoord hooligans in Rome after Campo de' Fiori La Barcaccia vandalism at Spanish Steps #WeDontWantThem pic.twitter.com/NQoUfdj6J8
— Dina (@DinaGuerrieri) 2015, 2月 19
ローマの市長を務めているイグナツィオ・マリノ氏は自身のツイッターで「ローマは荒らされている」と投稿。オランダの大使に正式に抗議を行ったことを明らかにしており、フェイエノールトにはUEFAからの罰則が科せられる可能性も示唆されている。
イグナツィオ・マリノ ローマ市長
「ローマはこれによって荒廃し、傷つけられた。我々はオランダ当局や大使と接触している。これで終わらせはしない。抗議し、責任者に説明を要求した。
現在復元されていたバルカッチャ(スペイン広場の中央にある噴水)の損傷も発見された。この暴力は受け入れられないものだ。ローマがその代金を支払う必要はない」