26日に行われたコパ・リベルタドーレスのグループステージ第2節、ボカ・ジュニオルス(アルゼンチン)対ワンデレルス(ウルグアイ)。

1-1で迎えた前半43分、この試合がボカでのデビュー戦となった元イタリア代表FWパブロ・オスバルドが決勝点となるゴールを決める。

左サイドからのクロスを豪快にヘディング!

先月、インテルの練習を無断欠席したことからクラブとの関係が悪化し、今月13日、母国アルゼンチンの名門で、熱烈なファンだというボカへの半年間のレンタルが決まったオスバルド。加入から約2週間が経ち、満を持しての先発出場でいきなりボケンセのハートを掴んだ。

この試合ではボンボネーラの名物、“マラドーナ専用"のボックス席からマラドーナの娘ダルマらと一緒に、オスバルドの妻で女優のヒメナ・バロンも観戦。夫のゴールに大はしゃぎの妻へオスバルドが投げキッスを送ると、妻も同じポーズで返し祝福した。

一方で試合直後には、

「12月、私たち家族と祖父は悲劇に見舞われた。父が我々を残して死んだんだ。彼はボカのファンだった。父にこのゴールを捧げたい。私は父が天から力を与えてくれたと信じてるよ」

と昨年末から辛い時期を過ごしてきたことを吐露し、亡き父にゴールを捧げている。

試合はそのままボカが2-1で勝利しグループステージ2連勝。昨日、パトの活躍で快勝したサンパウロ(ブラジル)を優勝候補とお伝えしたが、久しぶりに国際舞台へ戻ってきたボカも当然、その候補の1つとなるだろう。

【試合ハイライト】

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