『Sky Italia』は「パルマFCの会長を務めるジャンピエトロ・マネンティ氏と会談したパルマ市長フェデリコ・ピッツァロッティ氏は、信用に値するとは思えなかったと話した」と報じた。
昨年から深刻な経営難に陥っており、長期に渡る給与未払いや税金の未納が明らかになっているパルマ。先週末のウディネーゼ戦に続き、今週末のジェノア戦も延期を余儀なくされており、既にスタジアム内の備品も公的機関に押収されている。
27日にはクラブの会長を務めているジャンピエトロ・マネンティ氏が、市長のフェデリコ・ピッツァロッティ氏と会談を行い、今後の対応について話し合った。
それを終えたピッツァロッティ会長は、メディアに対して「信用に値する人物とは思えなかった」と話し、クラブの状況を不安視した。
フェデリコ・ピッツァロッティ パルマ市長
「我々は何の保証も受けられなかった。答えは藪の中だ。
明確なアイデアはない。計画もない。このような人物では、どんな状況に対処することも容易ではないだろう。とりわけこれほど深刻な事態においては。
私はセリエAや選手協会、カルロ・タヴェッキオ(イタリアサッカー連盟会長)に連絡を取った。状況はもっとコントロールされるべきだと思っている。
そのような人でも4000万~5000万ユーロをもたらすのであれば気にしない。しかし、それは決して届かないだろう。
現在のオーナーはイタリアにそんな流動的資産を持っていないのだから、どこから持ってくるのかも分からない」