現地時間4日に行われたスイスカップ準々決勝、FCミュンジンゲン対FCバーゼルの試合で、バーゼルの柿谷曜一朗がハットトリックを達成した。

2月のウィンターブレイク明け以降、一度も出場がなかった柿谷。4部のクラブが相手となったこの試合で先発起用され、実に昨年11月以来となる公式戦での出場を果たした。

柿谷はチームが先制して迎えた前半24分に追加点となるゴールを決めると、4点リードの43分に5点目となるゴールを左足でマーク。後半14分にはチーム6点目となるゴールを流し込み、ハットトリックを達成した。

柿谷の公式戦でのゴールは昨年10月末に行われた同じスイスカップのヴォーレン戦以来、約4ヶ月ぶりとなる。リーグ戦では昨年11月以来出場がなく、完全にカップ戦要因となってしまっているが、例え相手が4部でも今は与えられたチャンスで結果を残し続けていくしかない。

奇しくもこの日、セレッソ時代の後輩で現在はレッドブル・ザルツブルクに所属する南野拓実が移籍後初ゴールを含む2ゴール1アシストを記録した。先輩として、“漢"としてこのまま終わるわけにはいかないだろう。残り試合での奮起に期待したい。

試合は1-6でバーゼルが大勝。準決勝進出を決めている。

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