3月4日、アメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)は公式サイトで「選手組合(MLSPU)との労使交渉が原則的合意に達した」と公式発表した。

今週末に開幕を控えているMLSであるが、今年1月31日に以前の労働協約が満了となり、選手組合との間で新たな規則作りに向けた話し合いが行われていた。

フリーエージェント制度の拡充や報酬増額を求める選手側に対して、リーグ側はそれを認めない方針を示し、交渉は開幕3日前となる火曜日になっても合意に至らず。選手側がストライキを行う可能性も示唆されていた。

しかしその後交渉は再開され、今回原則的に両者の合意が図られたことが発表された。この新たな労働協約は2019シーズンまで有効となる。合意に至った条件については明らかにされていない。

なお、2015年度アメリカ・メジャーリーグサッカーは3月6日のシカゴ・ファイアー対LAギャラクシーで開幕を迎え、8日には新規参入同士のオーランド・シティ対ニューヨーク・シティが行われる。後者のチケットは既に6万枚を売り上げているとのことだ。

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