グループC
イラン(開催国)、サウジアラビア、パレスチナ、アフガニスタン、ネパール
展望
開催国のイラン、サウジアラビアが優勢か。
イランはA代表経験のあるFWサルダル・アズムン(ロストフ)、昨年1月に行われたAFC U-22アジアカップ日本戦でゴールを決めたFWベフナム・バルザイ(エステグラル)らタレントを多く招集し、惨敗に終わった仁川アジア大会の雪辱に燃える。
サウジアラビアはこの世代屈指のFWファハド・アル・ムワラド(アル・イテハド)が不調でメンバー外。またA代表の常連でもあるMFムスタファ・アル・バッサス(アル・アハリ・リヤド)も国内カップの試合後に合流となるなど決してベストな布陣ではないが、現在所属チームでブレイクしつつあるFWアブドゥルラフマン・アル・ガムディ(アル・イテハド)らリーグで好調を維持している選手が多くメンバーに名を連ねている。
パレスチナは昨年行われた仁川アジア大会決勝トーナメントの日本戦(0-4で敗戦)に出場していたメンバー数人が今大会も主力を務めている。当時も出場していたキャプテンのMFマハムード・シャイカセムらの奮起に期待したい。
注目選手
◆名前
サルダル・アズムン(ロストフ/RSA)
Sardar Azmoun
◆国籍
イラン
◆生年月日
1995年1月1日生まれ(20歳)
◆ポジション
FW(Central Forward), MF(Left Midfield, Right Midfield)
今年1月に行われたアジアカップ、グループリーグのカタール戦では絶妙なタッチからゴールを決めたことでも知られる、イランの超逸材。
多くのメディアからは「イランのメッシ」と呼ばれているが、本家とは違い彼は右利き。スピード感あふれるドリブル突破だけでなく、狭いエリア内からダイレクトパス一本で局面を変える意外性あるプレーが持ち味。
代表合流直前のロシア・プレミアリーグ、クバン・クラスノダール戦では途中出場からチームを勝利に導く決勝点を決め、万全の状態でチームに合流した。
◆名前
ムスタファ・アル・バッサス(アル・アハリ・リヤド/KSA)
Mustafa Al Bassas
◆国籍
サウジアラビア
◆生年月日
1993年6月2日生まれ(21歳)
◆ポジション
MF(Attacking Midfield)
10代の頃からサウジリーグやACLで活躍していた攻撃的MF。
得意な位置は右サイドで、中央に切れ込んでのシュートが持ち味。また中央のポジションも器用にこなし、後方からの組み立てにも参加することもある。