このアイディアは3部リーグ・ワンに在籍するミルトン・ケインズ・ドンズのスタジアムですでにテストされており、このほど正式に導入が決定したようだ。
MKドンズの公式サイトによれば、新シーズンからは「月間最優秀ゴール賞」と同じように「月間最優秀セルフィーセレブレーション」というアワードも設けられるようで、プロモーション策もバッチリ。
また、セルフィーによるゴールパフォーマンスを行った際にはアディショナルタイムが自動的に1分追加される。おもしろいことに、ゴールしたチームのセルフィーに相手選手が邪魔をしようと紛れ込んだ場合には、その選手にはイエローカードが提示される。ある意味厳格であり、ある意味ヘンテコなルールである。
この試みは、サッカー史を振り返っても前例を見ないものである。選手がスマート機器を装着してプレーする例はそうなく、大会のプレゼンスを向上させるためにこうしたテクノロジーを用いる点できわめて画期的である。
記事によれば、来シーズンにアポイント予定の主審や副審にはすでにこの"Selfie Spot"に関する説明事項がメールで送信されているという。やはり、このあたりの道具を設置するのは審判の役目であるようだ。
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