近日のバルセロナの主な動きについて
大きな話題となっているのは、前頁でも紹介したポール・ポグバである。
ユヴェントスのディレクターを務めているパヴェル・ネドヴェド氏も、バルセロナが移籍禁止処分が解けた後に獲得することに興味を持っていると当の『Mundo Deportivo』で明かしており、大きな金額であれば退団させることは仕方ないとも話している。
とはいえ、バルセロナが獲得できるのは早くても2016年(通常の形で契約するならばだが)であり、レアル・マドリーなど莫大な資金を持つライバルもいることから、かなり難しい取引にはなりそうだ。
また、ダニ・アウヴェスが抜ける可能性が高い右サイドバックには、パリ・サンジェルマンでグレゴリー・ファン・デル・ヴィールのサブという立場になっているコートジボワール代表DFセルジュ・オーリエに興味を持っていると『Africanfootball』が報じている。
ただ、彼の場合もトゥールーズから貸し出されている形であるため、とにかく今夏パリ・サンジェルマンがサブの選手を大金をはたいて獲得するのかどうか、トゥールーズがすぐどこかに売るようなことをするかどうか、という点にかなり左右されるだろう。
一方放出については最近盛り上がっているのがペドロである。チームでなかなか出番がなくなってしまった彼は不満を溜めていると言われており、今夏退団するのではないかとの噂である。
移籍先についてはこれまでアーセナルかリヴァプールの可能性が高いのではないかと伝えられている。
あとはもちろん、カタールへの移籍が取りざたされているチャビ・エルナンデス。彼については様々な情報はあるが、アル・サッド側からは公式の続報がないので、まだ何とも言えない状況だ。