今シーズンの開幕前、イングランド2部リーグに在籍するブラックプールが話題となった。
夏の移籍市場で選手を放出しまくり、チームにプロ契約選手が8人しか残らなかったのだ。
そのためプレシーズンツアーを中止したり、練習試合では練習生として参加していた選手がゴールをあげたりするなど、バタバタが続いていた。
ここまで40節を消化した2部リーグで、ブラックプールは最下位の24位に沈んでいる。しかし、シーズンで4勝を収めるなど試合自体は開催できているらしい。つまり、シーズンの開幕までになんとか11人を集めたということだ。
あれからブラックプールはどうなったのか・・・英国『Guardian』がこんなニュースを伝えている。
なんとこのブラックプール、あれから選手を補強しまくり、7月から42人もの選手を獲得していたようだ。
記事によれば、ブラックプールは今シーズンここまで54選手を試合の中で登録し、実に51選手を起用したのだそう。開幕前には8選手しかいなかったのに、7ヵ月間で6倍っすか・・・。
『Guardian』は「一つのシーズンで51人以上の選手を起用したチームがこれまであっただろうか?」というタイトルで今回のニュースを伝えている。確かに、1シーズンでここまで多くの選手がプレーするケースは珍しいと言える。
ちなみに残留のギリギリラインである21位に位置するロザラム・ユナイテッドと最下位ブラックプールの勝ち点差は16。
両チームには6試合が残されており、ブラックプールが残留するにはこの6試合でこの勝ち点差16をひっくり返す必要がある(ブラックプールが6連勝&ロザラムが1分5敗で初めて追い抜く)。
なかなかのピンチではある。