【2013年 夏】
コンフェデレーションズカップ2013 5試合出場(ブラジル代表)
↓
【2013-14シーズン】
公式戦 41試合出場(バルセロナ)
↓
【2014年 夏】
ワールドカップ2014 5試合出場(ブラジル代表)
↓
【2014-15シーズン】
公式戦 46試合出場(バルセロナ)
※2015年5月12日時点
↓
【2015年 夏】
コパ・アメリカ2015 出場予定(ブラジル代表)
↓
【2015-16シーズン】
バルセロナ?
↓
【2016年 夏】
6月:コパ・アメリカ2016 開催予定(ブラジル代表)
8月:リオ五輪 開催予定(ブラジル代表)
ご覧の通り、ネイマールにはここ数年オフシーズンらしいオフシーズンが全くないのだ。
ヨーロッパでプレーする選手たちは、一般的に5月末から7月上旬にかけて短いオフシーズンがある。スペインリーグにはウインターブレイクは存在しないため、まとまったオフはこの期間しかない。
しかし、セレソンの10番であるネイマールはここ数年、そのオフシーズンにも代表チームの一員として様々なコンペティションを経験している。
2013年にはコンフェデレーションズカップ、2014年にワールドカップ、そして今年の夏にはコパ・アメリカを控えている。さらに、来年の夏にはコパ・アメリカの100周年記念大会やリオ五輪予定されている。ドゥンガがリオ五輪の代表チームにネイマールを本当に選出するかはまだ不明だが、少なくともどちらかのコンペティションに参加する可能性は高そうだ。
ちなみに、来月からチリで開催されるコパ・アメリカでブラジル代表が優勝すれば、2017年夏にはコンフェデレーションズカップに出場することになる。さらに2018年にはワールドカップロシア大会も控えており、ネイマールは最高で6年連続オフシーズンに主要国際トーナメント戦うことになるのだ(ちなみに、サントス時代には2011年の夏にコパ・アメリカ、2012年の夏にはロンドン五輪にも出場している)。
セレソンの10番を背負うということは、ネイマールにとって誇り以外の何物でもないだろう。2014年ワールドカップでは準々決勝のコロンビア戦で負傷し結果的にやや長めの休養期間を得たが、バルセロナでフルシーズンを戦った直後にオフらしいオフを取らず代表チームでこれだけの試合をこなしていれば、いずれコンディション面に悪影響を及ぼすはず。
目先の勝利にこだわるのも大切だが、そういった部分も考慮して代表でのプレーを選択してほしいものだ。