6月14日、『Milliyet』は「リールに所属しているデンマーク代表DFシモン・ケアは、トルコ1部のフェネルバフチェへの移籍に近づいている」と報じた。

記事によれば既にクラブ間では取り引きの条件面で合意に至っているとのことで、契約は近いとも報じられている。

シモン・ケアは1989年生まれの26歳。ミットユランの下部組織出身だが、若くして移籍したイタリアのパレルモで活躍し、大きく名を上げたセンターバックである。

その後はヴォルフスブルク、ローマでプレーした後、2013年にリールへと移籍。フランスではマルコ・バシャと共に強固な最終ラインを形成して評価を高め、今夏はイングランド方面からも興味を示されていると報じられていた。

リール自体もフランスの税金が上がったことなどから経済的には厳しい状況となっており、今夏は選手を売却することで900万ユーロ(およそ12億5000万円)程度の収益を得る必要があると言われている。

シモン・ケアの移籍金はおよそ1000万ユーロ(およそ14億円)になるとのことで、実現すればリールにとってもメリットがある取り引きとなる。

ただ、以前から言っているとおりトルコの報道は非常に飛ばしが多く信頼性が著しく低いため、今後の動向を注視する必要がある。


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