結城「実際、序盤守備陣に若手とか使って、この位置っていうのは凄いと思いますね。マクネアとかブラケットとか、どう考えても現状でマンチェスター・ユナイテッドのレギュラーを張れるだけの選手ではないでしょうし。ポテンシャルがあるとはいえ。ファン・ハールにはシーズン前に時間が無かった、というのもありますし。」
黒崎「ブラケットなんかは、U21なんかの試合にも普通に出ている選手ですからね。そんな選手を当然の様に抜擢するのは、相当大胆だなと。」
db7「でもホームグロウンの条項がきつくなるって話じゃない。そういう意味では、他のクラブに比べれば、新ルールヘの対応は進めているのよね。若いイングランド人に、経験を積ませることには成功している。」
黒崎「ポグバの二の舞として取り逃がす可能性があると言われていた19歳の才能、アンドレアス・ペレイラ君も契約延長に成功しましたからね。U-21の試合を見る感じだと、流石に別格でしたし。水面下での若手流出もキッチリと避けています。彼やヤヌザイの様に攻撃的なポジションの若手にどうやってチャンスを与えていくのかという面は、楽しみな部分です。」
さといも「それはファン・ハールでやらなくていいじゃん、とは思うけども。そういう監督じゃないし。」
db7「ファンハールがいなくなった後に芽が出てくるであろう選手のことを考えると、良くもなく悪くもなく。」
結城「圧倒的首位か爆死か、みたいなイメージのあるファン・ハールが今回しっかりと置きにきたのは悔しい。なんならモイーズよりモイーズっぽく、適度にコツコツやられた感じ。最低限をキッチリとこなしつつ、若手を育てるとか。お前はファン・ハールじゃない。」
らんぷす「最後のほうに、ブリントを左SBに置き始めたじゃないですか。あそこからよかったなぁと。」
結城「ブリントとヤングの左サイドにフェライニが絡み、右サイドではバレンシアとエレーラ、マタのトライアングルで攻めていく感じは、『最適解を発見した感』に溢れていましたよね。」
db7「ただ、キャリックがいなくなってから3連敗だからね。」
結城「キャリックは、実はとても重要な選手ですよね。ブリントが一時期はボランチをやっていて、それでもある程度問題はなかったんだけど、縦パスの精度だけを見たらやっぱり桁違い。彼がいれば、攻撃の形が簡単に構築できる。CBのところでボールが停滞することも減る。」
らんぷす「市場でのブランド力が、ファギーがいなくなってから落ちてきている気がします。」
db7「監督で連れてくるっていうのは昔からある話だし、それは仕方ないのかと思いますけどね。ジョゼやペップみたいになってくると、監督のおかげで補強出来るっていうこともありますよね。」
結城「マンチェスター・ユナイテッドだけでなく、チェルシーですら、バルサやバイエルン、レアルが選手の獲得にやってくると厳しいですよね。資金+指揮官のブランド力みたいなもので。」
黒崎「プレミア全体の限界ではないですけど、そこはどうしようもないですよね。」