昨日、ついに発表されたGKペトル・チェフのアーセナル移籍。

世界でも指折りの実力派GKの加入に、多くのアーセナルファンが歓喜したことだろう。

アーセナルへの移籍を決断したチェフはアーセナルの公式HPの中で「プレシーズンに合流できる時を待ちきれずにいるよ」と話しており、新しいクラブでの挑戦に意欲的であることを明らかにした。

それでも、ライバルクラブへの移籍は決して簡単な決断ではなかったはず。2004年からプレーするチェルシーでは幾多のタイトルを手にしており、クラブを離れるのも勇気のいることだっただろう。

アーセナルへの移籍を発表したチェフはそれより前に、自身のソーシャルメディア上でチェルシーサポーターに向けたお別れの長文メッセージを投稿している。

ご覧の通りこのメッセージはかなり長く、140文字では収まらないため画像として添付されている。

今回は、人格者としても知られるチェフがチェルシーサポーターに綴ったメッセージの全文をご紹介しよう。

「私はこのこと(移籍すること)が絶対に起きないと思っていたが、チェルシーにさよならを言う時が来た。

2004年の7月に加入してから、私が全ての時間を過ごし、いつかグローブとスパイクを脱ぎキャリアを終えようと思ったクラブだ。

しかし、人生は思ったようにいつも進むわけではない。

2004年以来、多くの喜びと数少ない苦しみのある信じられないほど素晴らしい旅をしてきた。

私たちはイングランドでの全てのトロフィーとヨーロッパリーグ、そして最も大きなタイトルであるチャンピオンズリーグを何とか手にすることができた。

成し遂げた全ての快挙を見つめ返してみると、2010年の私たちの初めてのリーグダブル、2005年と2006年の連続優勝、そしてプレミアリーグやFAカップでの何度かの優勝など、これ以上誇らしいことはないんだ!私たちはチームで一緒に歴史を作ったんだ!

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