レアル・マドリーがU-19中国代表選手と契約することになるそうだ。スペイン『AS』をはじめ、各紙が伝えている。

マドリーへの移籍が噂されているのは、U-19世代では同国最高クラスの選手と評価されるリン・リャンミン。

『AS』によれば、リンはマドリーと5年契約を締結したようで、マドリーは広州富力に対して30万ユーロ(およそ4000万円)の育成補償金(トレーニング・コンペンセーション)を支払うことになるという。

日本時間22日現在、マドリー側からの公式発表はない。しかし、マドリーはこの後中国でインテルやミランとのインターナショナル・チャンピオンズ・カップを控えており、中国を訪れるタイミングでリンの移籍は発表されるのではないかと伝えられている。

リンは今年4月にスロバキアで行われた8ヵ国によるU-19の国際大会に出場し、この大会で欧州クラブの目に留まる。広州恒大や山東魯能といった中国クラブも関心を示したが、レアル・マドリー移籍を選択したようだ。攻撃的なポジションを本職とし、繊細なボールタッチが魅力であるそう。

1997年6月4日生まれリンは現在18歳。マドリー移籍後はしばらくU-19チームでプレーすることになるという。

リーガ・エスパニョーラへの中国人選手の移籍といえば、中国代表FWチャン・チェンドンのラージョ・バジェカーノ移籍が明らかになったばかり

レアル・マドリーは中国メーカーとスポンサー契約を結ぶなど中国との結びつきを年々強めており、リーガと中国に関係するニュースはこれからも増えてきそうだ。

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