メモ用紙にプリントされていたのは、言葉ではく4つの星印であった。

実はこれ、ガラタサライが達成したリーグ優勝の回数(20回)を表している。

海外のクラブでは5回や10回の優勝を一つの星で表現することがあり、それらの星マークはエンブレムの上につくことがある。ガラタサライでは5度のリーグ優勝で一つ星がつくことになっており、2014-15シーズンの優勝により記念すべき4つ目の星が付け加えられたのだ。

そしてその2014-15シーズンの一シーズン前、ガラタサライを率いていたのがマンチーニ監督だったのだ。マンチーニは2013年9月から2014年6月までガラタサライの監督を務め、CLにも参加。セルチュク・イナンやブラク・ユルマズ、スナイデルといった選手は当時の選手であり、教え子たちの快挙をこうした形で称賛したのだ。

こうした演出ができるのもプレシーズンならでは。選手だけでなく、スタジアムにいるガラタサライのサポーターをも幸せにしたマンチーニ監督のシャレたサプライズであった。

なお、試合は1-0でガラタサライが勝利している。

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