ノルウェーで行われたオドとのELプレーオフ1stレグでは、ドルトムントは開始13秒での失点から立て続けに3ゴールを奪われなんと一時は0-3とリードされる(後に3-4と逆転して試合終了)。

この直前、ドルトムントはブンデスリーガの開幕戦で昨シーズンの3位ボルシアMGを敵地で0-4と破っていた。それだけに、格下と思われる相手にいきなり3失点を許したのは驚きをもって伝えられた。

指揮官のトーマス・トゥヘルはこの試合の立ち上がりについて、「全く欲していなかったことだ。ゲームが始まる時に準備ができていなかったし、身体的にも精神的にもピッチにいなかったようだ」とコメントしている。

その後、ドルトムントはリーグ戦でインゴルシュタット相手に再び0-4と勝利。そして昨日ホームにオドを迎えて2ndレグを戦ったのだが、この試合でもオドに先制ゴールを許す。

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コーナーキックのこぼれ球を、オレ・ヨルゲン・ハルフォルセンが合わせて先制ゴール。

ハルフォルセンは常にフリーとなっており、いとも簡単にジグナル・イドゥナ・パルクでゴールを奪って見せた。

結局この失点で火がついたドルトムントはこの後攻撃陣が爆発し7点を奪って大勝したのだが…

ドルトムント公式によれば、この試合のシュート数は36対2。確かにこの日のドルトムントは攻めまくっていたが、36本のシュートで7点と考えると少ないようにも感じる(オドGKソンドレ・ロスバッハの好セーブもあった)。

また、オドは後半にドルトムントから2点目も奪っているのだが、この日オドが放ったシュート数は2本。そう、2本のシュートで2点を許していたのだ。oddは英語で「変な」や「妙な」という意味の形容詞だが、なぜオドにだけこれだけ失点を喫したのかはあまりに不思議である…。

今週末のヘルタ・ベルリン戦で再び無失点ゲームを演じれば、「オドの謎」はさらに深まることだろう。

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