スコットランドを代表する名門クラブ、レンジャーズ。昨季惜しくも昇格を逃したことで、今季も2部リーグを戦っているが、開幕5連勝と圧倒的な力を見せている。

特に5戦19ゴールと攻撃陣は爆発しており、直近のライス・ローヴァーズ戦でも5-0と大勝した。

そして、この試合でのこんなプレーが現地で話題になっているようだ。

チーム5点目となるPKをマーティン・ワグホーンが決めた場面だが、注目はその前のプレー。キレキレのドリブルで相手守備陣を切り裂いたのは10番を背負う、ネイザン・オドゥワだ。

イングランドU-18代表経験もあるオドゥワは1996年生まれの19歳。主にサイドを中心にプレーするアタッカーだ。トッテナムのアカデミーで育成されてきた選手で、現在はスパーズからレンジャーズにローン中の身である。

そんなオドゥワにとって、この日がリーグ戦初先発。44,050人のサポーターが駆けつけたアイブロックスで見せたプレーについて、レンジャーズのマーク・ワーバートン監督はこう語っていた。

「彼は笑顔でプレーしていたね。19歳の少年にとって、このレベルのクオリティを見せつけるのは素晴らしいことだ。自分でやったようにポジティブなやり方でこの試合にインパクトをもたらさなくてはならないことを彼は分かっていた。ネイザンのことが嬉しいよ。彼は今日本当にいいプレーをした」

また、「責任を持たなければならないし、4万4千人もの観客たちに対処しなければならない」としつつ、適切なエリアでトリックを見せていたとも評価していたようだ。

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