レミ・ガルド
(前リヨン監督、元アカデミーマネージャー)
「(16歳でマルシャルはトップチームの練習に入り、そして2013年にモナコへ売られた)
彼はリヨンに残りたかった。彼は満足していた。最初の試合はイスラエルでのヨーロッパリーグで、それに向けて6ヶ月間準備していた。
しかし6月の末、クラブには深刻な財政的問題があった。チームは500万ユーロを必要としており、彼にはその価値があった。彼がスターになると信じていたので、私はそれを妨げようとしたのだが」
「責任は現在マンチェスター・ユナイテッドと共にある。マネージャーは、彼を養育しつつ、保護していかなければいけない。巨大な雑音が彼の周りにはある。
彼の両親は善人だ。しかし、彼自身が地に足を付けて歩く必要がある。
マルシャルはサマンサと結婚しており、2人目の子供も妊娠している。タイミングとしては非常に若い。ただ、おそらく、パーティをして、呑んで外出する代わりに、家族のために家に帰るなら、それはより良いことだ。
まず、彼は試合のペースに適応する必要がある。フィジカル面でね。そしてドレッシングルームでのリスペクトを得なければならない。まあ、彼はこのようなことは知っているだろう。
最大のプレッシャーは、ルイス・ファン・ハールの上にのしかかっている。彼は誰もが知っている天才を獲得したんだ。今、それを正しい方法で育てなければならないのだ。
アントニ・マルシャルには改善しなければならないものがたくさんある。彼はまだ学んでいる最中だ。
戦術的には、彼はまだ長い道のりが残っている。身体的にも、彼がヨーロッパの試合を週に3回プレーできる準備が出来ているかというと、私はそうは思わない。
彼にはいいフィジカルがあるが、それほどジムワークはやっていなかった。リヨンではボールを使ったトレーニングを中心的に行わせていた」
前リヨン監督、マルシャルは「ベナルファタイプではなかった」
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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