5. 1年以上「0勝」が続くギリシャ、悪夢を振り払えるか
【グループF】
見どころ:ギリシャは悲願の初勝利を掴めるのか
2014年ワールドカップで日本代表と対戦し、コートジボワールを蹴落としベスト16に進出したギリシャ。
大会後、未だかつてないスランプに陥っている。なんとワールドカップ終了後、すべてのAマッチで未勝利であり、グループFで最下位に沈んでいるのだ。
The Faroe Islands moved onto 6 points in Group F as they defeated 2004 European champions @EthnikiOmada. #EURO2016 pic.twitter.com/NE1Ik07fxm
— European Qualifiers (@EuroQualifiers) 2015, 6月 13
ワールドカップ終了後、クラウディオ・ラニエリを招聘したギリシャ。しかし、予選のスタートから調子が出ず、当時FIFAランキング187位だったフェロー諸島に敗れると、わずか4試合でラニエリが辞任。後任のセルヒオ・マルカリアン氏も5ヵ月でチームを去り、現在までEURO予選で0勝3分5敗と未勝利が続いているのだ。
現在チームを率いているコスタス・ツァナス氏はラニエリ退任後にも一時期暫定監督を務めており、この1年間で監督が3人も入れ替わっている状況である。
ギリシャの対戦カードは以下の通り。
10月8日
北アイルランド 対 ギリシャ
10月11日
ギリシャ 対 ハンガリー
ラスト2試合の対戦相手は、いずれも本戦出場の可能性を残す難敵である。
2004年にヨーロッパを制したチームが、このまま終わるわけにはいかない。