レミ・ヴェルクトル(カーン)

1980年6月26日生まれ(35歳)

リヨンでグレゴリ・クペ、ウーゴ・ロリスのサブを務めていた守護神は、ライバルが去った2012-13シーズンにレギュラーを掴んだものの、次の年にはアントニ・ロペスにポジションを奪われた。

長くスタッド・ジェルランのベンチを温めた彼は33歳にしてリヨンを離れ、リーグ・アンに昇格したカーンの守護神となった。

昨季は残留に貢献し、今季も11試合で僅か12失点という堅い守りを支えている。

ニコラ・スーブ(カーン)

1979年8月11日(36歳)

カーンでは今季元ビーチサッカー代表という珍しいFWアンディ・ドゥロールが注目の的になっているが、重鎮ニコラ・スーブの存在感は圧倒的だ。

2001年にトゥールーズのユースからカーンへやってきた彼は、セドリック・アングバールとの両サイドバックでブレイクした。

アングバールは現在インディアン・スーパーリーグへと流れてしまったが、キャプテンとしてカーンを支え続けたスーブはクラブのレジェンドとなった。

両サイドとボランチをこなすユーティリティ性を武器とし、大きなキャプテンシーを発揮してきた彼は、現役引退の噂をはね除け、『限界は設定していない』と話している。

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