―ジョゼ、試合の序盤は素晴らしかったものの、3-1で敗れてしまいました。試合はあなたが思っていたものとは違いましたか?

モウリーニョ「言うべきことは何もない」

―試合についても言うべきことは何もありませんか?

モウリーニョ「何もない」

―ルーカス・レイヴァが退場しなかったことについては?

モウリーニョ「何もない。言うべきことはない」

―ジエゴ・コスタの衝突についても?

モウリーニョ「何もないと言っているだろ?すまないが、言うべきことは何もない」
※衝突の詳細はこちら

―あなたの考えを示すため、ファンに何らかのメッセージを告げる時だと思いますか?

モウリーニョ「彼らはバカじゃない」

―ファンがあなたの名前を歌い続けるのが聞こえました

モウリーニョ「ファンはバカじゃない」

―あなたはこの試合の前、心配することはないと言っていました。今では少し心配しているのでないですか?

モウリーニョ「ノー。心配って、何に?」

―あなたの未来についてです。クラブでのポジションや、フロントからの支持についても

モウリーニョ「ノー」

―試合について話すことは本当に何もない?

モウリーニョ「ノー」

―選びたくなるようなパフォーマンスをしていた選手もいなかった?

モウリーニョ「ノー」

―先発メンバーのパフォーマンスについても?

モウリーニョ「何もない」

―先発メンバーを固定しているというそのやり方については?

モウリーニョ「言えない」

―ジョゼ、お時間をありがとう

モウリーニョ「ありがとう」

こうして文字起こししてみると、モウリーニョ監督がどれだけ"No"の一点張りであったかがよく分かる。

そして、インタビュアーを務めたケリー氏がこのインタビューを成立させようと粘り強く様々な角度からモウリーニョ監督に迫っていたことも窺える。これはトラウマになってもおかしくないレベル…。

ちなみにこのケリー氏のもとにはインタビュー後、様々な視聴者からメッセージが届けられたそう。試合後、こんなツイートをしていた。

「皆さん、メッセージありがとう。言うべきことは何もありません」と投稿したケリー氏。なかなかのやり手である。

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