―ジョゼ、試合の序盤は素晴らしかったものの、3-1で敗れてしまいました。試合はあなたが思っていたものとは違いましたか?
モウリーニョ「言うべきことは何もない」
―試合についても言うべきことは何もありませんか?
モウリーニョ「何もない」
―ルーカス・レイヴァが退場しなかったことについては?
モウリーニョ「何もない。言うべきことはない」
―ジエゴ・コスタの衝突についても?
モウリーニョ「何もないと言っているだろ?すまないが、言うべきことは何もない」
※衝突の詳細はこちら
―あなたの考えを示すため、ファンに何らかのメッセージを告げる時だと思いますか?
モウリーニョ「彼らはバカじゃない」
―ファンがあなたの名前を歌い続けるのが聞こえました
モウリーニョ「ファンはバカじゃない」
―あなたはこの試合の前、心配することはないと言っていました。今では少し心配しているのでないですか?
モウリーニョ「ノー。心配って、何に?」
―あなたの未来についてです。クラブでのポジションや、フロントからの支持についても
モウリーニョ「ノー」
―試合について話すことは本当に何もない?
モウリーニョ「ノー」
―選びたくなるようなパフォーマンスをしていた選手もいなかった?
モウリーニョ「ノー」
―先発メンバーのパフォーマンスについても?
モウリーニョ「何もない」
―先発メンバーを固定しているというそのやり方については?
モウリーニョ「言えない」
―ジョゼ、お時間をありがとう
モウリーニョ「ありがとう」
こうして文字起こししてみると、モウリーニョ監督がどれだけ"No"の一点張りであったかがよく分かる。
そして、インタビュアーを務めたケリー氏がこのインタビューを成立させようと粘り強く様々な角度からモウリーニョ監督に迫っていたことも窺える。これはトラウマになってもおかしくないレベル…。
ちなみにこのケリー氏のもとにはインタビュー後、様々な視聴者からメッセージが届けられたそう。試合後、こんなツイートをしていた。
Thanks for all the messages folks. I have nothing to say. https://t.co/gehWvUBr9A
— Des Kelly (@DesKellyBTS) 2015, 10月 31
「皆さん、メッセージありがとう。言うべきことは何もありません」と投稿したケリー氏。なかなかのやり手である。
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