テベスはここ16ヵ月間、長期休暇らしい長期休暇を取っていない。
この期間のスケジュールを見てみよう。
2014年8月~2015年6月
(ユヴェントスでの2014-15シーズン)
2015年6月~2015年7月
(コパ・アメリカ2015)
2015年7月~2015年11月
(ボカでの2015年シーズン)
この通りである。
テベスが最後にバカンスを取ったのは、ユヴェントスでの2013-14シーズンが終了した後のこと。この時ブラジルではワールドカップが開催されていたが、アレハンドロ・サベージャ監督はテベスを代表メンバーに選ばなかった。
そして迎えた2014-15シーズン、テベスはユヴェントスで49試合に出場しチームの二冠に大きく貢献。CLで決勝にまで進出したことが、結果的にテベスの休暇を少なくしてしまう結果となる。
その後テベスはコパ・アメリカに参加する。初戦のパラグアイ戦はCL決勝からわずか1週間後のゲームであったが、74分から途中出場しており、チームは決勝にまで進出している。
コパ・アメリカ期間中にテベスのボカ移籍は発表され、チリとの決勝から2週間後にはボカでの復帰戦に出場。そしてここまで12試合に出場し、リーグ優勝を成し遂げたのだ。
最後に長期休暇を取ってから、16ヵ月間プレーし続けているテベス。この期間で実に60試合に出場しているが、テベスの鉄人ぶりを示すデータといえるだろう。