ローラン・コシェルニ
(アーセナル&フランス代表DF)
「(ジエゴ・コスタとの事件について)
あのとき、ジエゴ・コスタが僕を叩いた。しかし僕は気にしなかったし、守らなければならない状況だったからプレーを続けたよ。
それから彼は僕を押してきたので、倒れてしまった。でも、僕はそのように倒れるような選手でもないので、すぐに起き上がった。
もちろん何らかの反応をすることは出来たけど、僕は冷静であり続けたよ。
ジエゴ・コスタと対戦するときは、彼が本当にフィジカルコンタクトをする選手で、常にディフェンダーをイライラさせようとするタイプだということを知っておくことだよ。
それでも、冷静さを保たなければならないんだ。このような種類の状況にひどく怒ってしまう人もいるだろう。
僕はもしこのようなタイプのアタッカーとたくさん衝突したとしても、滅多に怒ったことがないんだ。
例えばルイス・スアレスのような選手にも常にリスペクトを持っている。我々は試合後には握手をするし、全てはそこで終わりだった。
人が成長する時は、より穏やかにならなければいけない。そう感じているんだ。
試合後、僕は多くのメッセージを貰ったよ。『おめでとう。僕がもしコシェルニだったら、彼を叩いていたかもしれない』とね。
ご存じのとおり、僕は5年間もアーセナルでプレーして、200試合に出場できた。それはとても重要だった。
僕はワールドカップでも、EUROでもプレーした。これらの全てが、感情に圧倒されない自分を作るために寄与してくれている」
コシェルニ、リーダー論とジエゴ・コスタ事件を語る
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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