先日行われたスウォンジー戦で怪我から復帰していたリヴァプールFWダニエル・スターリッジ。

サウサンプトンとのキャピタル・ワンカップ準々決勝では2ゴールをあげるなど復調を見せており、ユルゲン・クロップ監督にもポジティブな印象を与えていた。

しかし、そんなスターリッジが再び負傷してしまったようだ。英国『Liverpool Echo』が伝えている。

スターリッジは先週末のニューカッスル戦に途中出場したのだが、このゲームでハムストリングを痛めた。同紙によれば、この怪我によってスターリッジは年明けまで戦線離脱を余儀なくされるのだそうだ。

リヴァプール加入後、スターリッジはハムストリングやふくらはぎ、腰といった部分を複数個所痛めており、長い戦線離脱を強いられている。

英国『BBC』によれば、2013年にリヴァプールに加入して以来、スターリッジの出場試合数は以下の通りであるという。

【2012-13シーズン】
16試合 / 21試合(76.19%に出場)

【2013-14シーズン】
33試合 / 43試合(76.74%出場)

【2014-15シーズン】
18試合 / 58試合(31.03%に出場)

【2015-16シーズン】
6試合 / 23試合(26.09%に出場)

【リヴァプール加入後】
73試合 / 145試合(50.34%に出場)

これまで4シーズンで、出場できる試合数の50%ほどにしか出場できていないのだそうだ。

もちろんこの数字には戦術的理由によるものも含まれているはずだが、その多くが負傷によって出場機会を逃しているものである。

また、具体的な負傷歴はこの通り。

2014年8月:プレシーズンツアーでハムストリングを痛める
2014年9月:イングランド代表のトレーニングで太ももを痛める
2014年10月:リヴァプールのトレーニングでふくらはぎを痛める
2014年11月:リヴァプールのトレーニングで太ももを痛める
2015年3月:マンチェスター・ユナイテッド戦で腰を痛め、5月に手術
2015年10月:リヴァプールの試合で膝を痛める
2015年11月:復帰直前に脚を痛める
2015年12月:ニューカッスル戦でハムストリングを痛める

これはトラウマになってもおかしくない…。

スターリッジのメンタル面もちょっと心配になる今回の負傷だが、焦らずじっくりと傷を癒してほしいものだ。

【厳選Qoly】インドネシアの帰化候補「150人超」に対し…帰化して日本代表になった7名