リヴァプールがドルトムントのキャプテン、マッツ・フメルスの移籍交渉をスタートさせているようだ。

前ドルトムント監督であるユルゲン・クロップを新監督に迎えたリヴァプール。ドルトムント時代の選手たちを獲得するのではと盛んに報じられており、フメルスはマルコ・ロイスと共に獲得候補の筆頭と目されてきた。

クロップ本人がドルトムントとの間に引き抜き禁止条項が無いことを明言したことで移籍の噂は加速しており、多くのドルトムントの選手がリヴァプールと関連付けられて報じられている。イタリアの『Gazzetta dello Sport』によれば、既にリヴァプールとフメルス側が移籍の可能性についての話し合いをスタートしたとのこと。

しかし、1月の移籍は非現実的だ。ドルトムントはトーマス・トゥヘル新監督の下でチャンピオンズリーグ出場とブンデスリーガを制覇を狙える位置につけている。また、フメルスがドイツ代表の絶対的な選手の1人とはいえ、EUROを目前に環境を変えることは想像しにくい。

実現するとすればシーズン終了後の移籍だが、フメルスを狙うクラブは非常に多い。最終的にドルトムントが許可したとしてもたくさんのライバルと争うことになるだろう。

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