UEFAのジョルジョ・マルケッティ氏から抽選のボールを手渡されたサネッティ。
自身の前には6つのボールが入っていたのだが、サネッティはそれらを混ぜる素振りだけ見せ、最初から触っていた球を選んでいる。
サネッティは直前にローマを引いており、この時はそのローマとの対戦相手を決める抽選であった。
結局、この時サネッティが引いたチームはレアル・マドリーだった。要は、サネッティは初めからマドリーが入っていたボールがどれなのかを知っていて、それを意図的に引いた(あるいは引くように仕向けられた)のではないかという推論が飛んでいるのだ。ローマにとってマドリーは、かなりタフな相手である。UEFA的にはローマを強豪と当てておきたい理由があるのだろうか?
UEFA主催コンペティションのドローでは、毎シーズンUEFAによる「陰謀論」のようなものが話題になっている。
今回のCLではローマ以外にもユヴェントスがバイエルンを引いており引いており、ELでもそうした傾向は顕著である(フィオレンティーナはトッテナム、ナポリはビジャレアル、ラツィオはガラタサライと対戦する)が、その真相は果たして…。