本日から14日(日)まで開催される「ヨコハマ・フットボール映画祭2016」、1日中サッカー映画に浸れるというファンにとっては垂涎もののイベントだ。

2015年のYFFアワード作品『ガンバレとかうるせぇ』主演であり、本年度の公式アンバサダーを務める堀春菜さんの蔵出しインタビューをお届けしよう。合わせて、今年にかける意気込みを聞いたぞ。

『ガンバレとかうるせぇ』概要

夏の大会をふがいない成績で終えたある高校のサッカー部。 キャプテンとマネージャーは選手権予選に向けて決意を新たにするが、チームには冷めた空気が流れる。 自分に言い聞かせるかのようにチームを鼓舞しようとする二人だが・・・。

ガンバレとかうるせぇはいわゆるマネージャーの力でサッカー部が全国優勝を果たすような王道の青春ドラマではない…あくまで現実的な高校のサッカー部を描いている。それゆえ葛藤や不安を抱える彼らの表情は決して明るいばかりではない。それだけに、表情豊かな彼女の素顔はまるで別人で、役者魂を感じさせてくれるものだった。

Qoly編集部(以下、省略)――今回の映画はサッカーのマネージャーということでしたが、これまでに「サッカー」や「マネージャー」とは縁があったのでしょうか?

はい。兄弟がいるわけではなかったのですが、家には常に2-3個のサッカーボールが転がっている様な状態でした。サッカーは好きでリフティングは50回以上こなすことができます。体育の時間では私が同級生に見本を見せたりもしていました。

反面、マネージャーは全く縁がなかったです。元々小さい頃からダンスをやっていて、部活も中学では陸上部でした。マネージャーは、(マネージャーをしている)友達の話を聞いているとやってみたいと思ったこともありますが、基本はプレーする側でした。

――今回はどういったことがご縁で主演なさったのでしょうか?

佐藤監督の母校で開かれたワークショップに参加したのが縁で、数年後に声をかけていただきました。監督とは特に連絡はとっていなかったのですが、私のtwitterを探してくださってコンタクトを取ってくださりました。

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