先日発表された、リヴァプールによるジョエル・マティプ獲得のニュース。

移籍期間外での発表ということで驚きをもって伝えられたが、もう一つサプライズだったのは今回の移籍がフリートランスファーによるものであったということだ。

今季シャルケでブンデスリーガの全試合でフル出場を果たしているマティプは24歳。カメルーン代表にも選出されており、『transfermarkt』では1350万ポンド(22億1900万円)の市場価値がつけられている。そうした選手をフリーで獲得できたことは、リヴァプールにとって大きいはずだ。

リヴァプールはこれまでにもフリートランスファーで様々な選手を獲得しているのだが、中でも「アタリ」であった5人の選手を見てみよう。

ギャリー・マカリスター

2000年にコヴェントリー・シティからフリートランスファーで加入
当時の監督:ジェラール・ウリエ

35歳という年齢でリヴァプールに加入したマカリスター。移籍初年度にはクラブ史に残る“カップ・トレブル”を達成し、在籍2シーズンで55試合に出場し5得点をあげた。“鉄人”としても知られており、クラブキャリアを通して700試合以上に出場している。

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