『Punch』は「ナイジェリアサッカー連盟は、サンデー・オリセー代表監督のパーソナルアシスタントであったティジャニ・ババンギダを即時解雇した」と報じた。
1月から行われていたアフリカンネイションズチャンピオンシップ(CAF管轄下の国内リーグに所属している選手のみで行われる大陸選手権)で、グループリーグ敗退という結果に終わったナイジェリア。
チームには連盟やメディアから大きな批判が集まり、サンデー・オリセー監督は自身のSNSでそれを逆に非難する動画を投稿した。
5ヶ月もの給与未払い、ホテル代の未払い、さらにこれによって罰金まで科せられてしまったオリセー監督であるが、今回はさらに厳しい状況に陥っているようだ。
ナイジェリアサッカー連盟は火曜日に行われた執行委員会において、昨年春からオリセー監督のパーソナルアシスタント、アドバイザーを務めていたティジャニ・ババンギダを解雇することを通告。
さらに今後は技術委員会へトレーニングプログラムの状況を報告することを義務づけ、今後同じような過ちを繰り返さないように命令を下したという。
昨年夏にナイジェリア代表監督に就任したサンデー・オリセー氏。連盟やメディアと関係が悪かったスティーヴン・ケシ氏が解雇されたということで大きな期待を集めていたが、結局のところ同じように関係はこじれてしまった。
彼の次の試合は3月23日、3月27日のエジプト戦。アフリカネイションズカップの重要な予選であり、ここで好成績を収められない場合は解任の可能性もあるようだ。
ただ、その違約金が高値に設定されているためにナイジェリア連盟は解雇できない状況にあるとも言われており、その場合はオリセー氏の権限を徐々に奪っていく方向に動いていくだろう。