ジウトン(ヴァンフォーレ甲府)

評価:かつてJリーグを席捲も昨今は厳しい。夏場を乗り切れるか。

かつてセレッソ大阪、アルビレックス新潟、鹿島アントラーズと3チームでプレーしたサイドバック。Jリーグファンにはおなじみの存在だろう。

保有権を持つジョインヴィレとアンドラウスの間で、2008年のセレッソ大阪、2009年のアルビレックス新潟への期限付き移籍料を巡って裁判に至ったことがある。結局はポルト・アレグレへ保有権が移り、鹿島にはレンタルという形で所属した。

無尽蔵のスタミナを誇り攻撃面では類い稀な能力を見せるが、守備での拙さもあるという典型的なブラジリアンサイドバック。かつてJリーグでも鮮烈な印象を残しただけに、その後のキャリアが気になるところだが、実は結構厳しい状態なのだ。

2011年にジョインヴィレへ移籍して以降、ブラジル全国選手権2部、3部のチームでもレギュラーがとれていない。州選手権では毎年活躍しているのだが、夏場になるとからきしダメという状態が続いている。

それに追い打ちをかけたのが2013年の怪我だ。ジウトンの浮気に怒った交際相手から睡眠中に熱湯をかけられ、全身の20%に大やけどを負い入院生活を余儀なくされた。

2015年は秋からメトロポリターノへ移籍したが、このチームの所属はブラジル全国選手権4部。いよいよ後がない中で、心機一転復活はなるのだろうか。

以上、J1の新ブラジル人5名の情報をお届けした。

【厳選Qoly】日本代表の2024年が終了…複数回招集されながら「出場ゼロ」だった5名

大谷翔平より稼ぐ5人のサッカー選手